看護師になるのに年齢制限はあるの?

社会人からの転身で、気になるのは年齢制限です。多くの看護学校においては、受験資格の一つとして、年齢制限をもうけていたところが、かつては大半でした。しかも、「独身でないと受験できない」という学校もあったほどです。

しかしながら、現代ではそのような制限がなくなってきて、社会人も積極的に受験ができるようになってきています。さらには、社会人入試枠をもうける学校も急増してきています。たとえば、4年制大学のうち約3校に1校が社会人入試枠を設けているというデータもあります。

この社会人入試枠の特徴を説明していきましょう。これは「社会人としての経験を考慮し、一般の学生の受験科目より学科試験の数を減らして、論文や面接に比重を置く」ことで「人間性」「社会人経験」を重視するというのが特徴となっています。この制度は、専門学校、短大、大学など広く採用されてきています。

しかしながら、どこの看護学校でもこの制度を採用しているとは限りませんので、受験したい学校に問い合わせてみましょう。

さて、年齢制限はないとはいっても、年齢が高くてもそれが給与には反映されないということが言えます。転身したのが25歳だからといって、25歳の等級からスタートはしないということは覚えておく必要があります。異なる分野での社会人経験は大きなメリットではありますが、医療での経験は、学生時代から看護を目指してきた、たたきあげの人と比べると、遅いスタートとなりますので、このあたりのことはよく理解をしておく必要があるでしょう。

また、看護学校の受験に年齢制限がないと言いましても、就職先を決める際に、年齢制限がある場合があります。しかしながら、看護師の活躍するフィールドは多岐にわたっています。勤務先だけにこだわらず、年齢を重ねているがゆえに様々な分野でも活躍ができ、しかも期待もされていることを念頭に置いておきたいものですね。

≪看護師関連の基礎知識≫