福利厚生の充実

就職のことを視野に入れて様々な情報を調べていくと、「福利厚生」という言葉をよく聞くと思います。

そもそも福利厚生の「福利」というのは「幸福と利益」、「厚生」というのは「暮らしを豊かにする」という意味です。つまり、福利厚生というのは、その団体で働く人達の幸福、利益、暮らしの豊かさを追求していこうという目的で設定されている様々な制度のことです。これは、勤務先が、自由に決めることができますので、どんな福利厚生の制度があるかは、就職する先で決まってきます。

とはいえ、一般的に設けられている福利厚生は、たとえば、病気やケガといった個人的な事情で勤務にあたれなくなったという場合の、健康保険、雇用保険、労働災害保険といった「保険」、それからサークル活動、慰安旅行、保養所の利用といった「レジャーの提供」が二つの大きな柱となっているところが多いですね。

その充実度ですが、やはり就職先が大規模になればなるほど、増していくというのは、一般的に言えることでしょう。たとえば、結婚して子供ができても勤務したいという人のばあい、保育所が院内に設けられているところもあります。

しかしながら、現状ではこのように手厚い福利厚生が充実している就職先はまだまだ少なく、改善が求められるところです。やはり、子育てもしながら看護師の仕事も続けたいとなると、家族や両親に頼らざるを得ない、というのが現状のようです。

さて、勤務先の規模の大きさによってですが、女性看護師用の寮があります。看護師の仲間が近くに住んでいるとやはり、同業者同士でしか話せない悩みも話しやすく、お互いに助け合ったりして、勤務にあたれますので、心強いですね。間取りも設備も、それぞれに違いますが、自分で部屋を借りて住むより、随分と安く生活ができますので、経済的にも助かるところです。

しかしながら、昔ながらの寮というよりは、最近はワンルームマンションを病院側で借り上げていたり、所有していたりしていますので、プライバシーの守られる一人部屋での生活もできるところもあります。

それだけにとどまらず、寮と一口にいっても形態は様々で、食事やお風呂や共同、というところもあります。 自分の性格なども考慮に入れて、生活の場をどうするのかを考えてみるといいですね。

≪看護師関連の基礎知識≫