2交代制と3交代制

3交代制ならまだ勤務時間が短めですが、2交代制となると、一人あたりの一日の勤務が12時間以上にも及ぶことになります。長時間の勤務に加え、夜勤ともなると、身体的な疲れが気になります。そのせいで、患者さんにとって重篤な事態を引き起こすミスをするとも限りません。

しかしながら、3交代制よりも2交代制のほうがメリットがある場合もあります。3交代制ですと、一日のうちでめまぐるしく看護師が入れ替わることで、患者さんに精神的な負担を与えてしまうこともあります。

その点、2交代制ですと、長時間の勤務にはなりますが、腰を落ち着けて勤務にあたれます。休みをとりたいというときでも、次の勤務までのインターバルが長いために、予定も立てやすいという面もあります。

2交代制がいいか、3交代制がいいかは、自分の性格、休日をどのようにとりたいか、といったことも考慮に入れて、勤務先選びをするといいかもしれませんね。

そこで、病院など医療機関側としても、看護師の労働状況を改善させるために、シフトを多様化させるという動きも出てきています。看護師一人一人の負担を軽減しながらも、人手の必要な時間にはしっかり患者さんのケアが出来るように、様々な施策も試されているようです。

たとえば、2交代制、3交代制といっても、単に24時間を均等割するのではなく、日勤の時間は長めに、準夜勤・夜勤の時間帯を短めに設定する、といったことも実践しているところもあります。

また、一斉に交代してしまうと、勤務についている人数には変化がありませんが、少しずつ、時間帯をずらして交代していくようにすることで、勤務についている看護師をできるだけ多く配置でき、一人あたりの負担を軽減できる、という試みも実践されている病院もあります。

≪看護師関連の基礎知識≫